製造工程をサポート
3PL(サードパーティー・ロジスティクス)は、一般に物流部門を第三者企業に委託する業務形態と定義されますが、センコン物流が考える3PLは少し異なります。 さらに一歩踏み込み、クライアントの「コア・コンピタンス」の実現にまで目を向けています。
物流は、単にモノを動かすだけではありません。そこにはさまざまな専門知識が必要となります。物流のプロである私たちの専門知識を駆使してこそ、製造から物流施設の運用・管理にいたるまでの「全体最適」を見据えた ロジスティクスを提供できると考えています。
例えば「何かを預かる」こと。単なる「保管」という概念を越えれば、そこにつけられる付加価値は 多種多様です。医薬品を預かるには、保管・運用・管理のすべてに専門知識や資格が必要になりますし、 食料品の場合は温度管理や保管場所の選定にプロの知識が必要になります。一般的な資材や商材でも、保管期間を有効に活用することにより、商品を預かるだけでなく、保管時間を価値ある時間に変えることができます。例えば、保管期間中に品質検査までを完結させてしまう。そうすれば、保管後の流通や管理をより短時間に、スムーズに進めることができるのです。
また、「コア・コンピタンス」の理念から考えると、製造工場は、資材や商品を保管する場所ではなく、優位性の高い製品を製造する施設であることは明らかです。私たち「物流のプロ」の目が工場のなかに入ることができれば、工場で保管していた商品を速やかに物流のラインにのせることができます。それまで保管場所として使われていた空間を、新たな製品を生み出す貴重な場所として有効活用できるのです。
3PLを実施するからには、「コア・コンピタンス」の実現が最優先されなければなりません。そのために、私たちができる一番いい方法は何か。どんな付加価値をつけることができるか。センコン物流は、ホテルのコンシェルジュのようにきめ細かい提案とサービスでクライアントに最適なロジスティクスを提案してまいります。